長野県大町市のにあるBBHホテルグループの「黒部観光ホテル」に大人2名で宿泊してきたので、本音レビューしていきます。
今回はじゃらん経由で予約しましたが、クーポン&ポイントのおかげで公式サイトよりも断然お得になったので、予約を検討している方は料金を比較することをおすすめします!
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総評
黒部観光ホテルには今回初めて宿泊しましたが、想像以上に快適でした。
というのも、黒部観光ホテルはスキー・スノボの格安ツアーにも掲載されている「スキー宿」なので、それほど良いイメージはなかったためです。
ですが、館内は古いながら綺麗ですし、大学生がワイワイしていることもなかったです。
特に朝夕のバイキングは種類がとにかく豊富で美味しいし、大浴場はかなり広くてこの価格帯ではレベルが非常に高い点が高評価ポイントです。
館内が広いので部屋からバイキング会場や大浴場に行くまでが大変というのはありますが、ウェルカムドリンク&肉まんなどホスピタリティが素晴らしいと思いました。
白馬五竜や八方尾根までは車で40分ほどと遠いので悩みどころですが、鹿島槍スキー場なら車で10分強なので、鹿島槍に行く宿としては最高です。
ちなみに冬季はホテル前から白馬五竜スキー場のベースにあるエスカルプラザまで無料シャトルバスが運行しています。
黒部観光ホテルの客室
予約時は8畳和室の部屋で予約をしていたのですが、チェックイン時に平日で空いていたのか10畳の部屋にアップグレードしてくれました。
荷物が多いので、広い部屋にしてくれるのはとても助かります。
玄関スペースに洗面所がありますが、このスペース自体広いです。
部屋も奥行きがあって広々していました。
テーブルには黒糖まんじゅう、ポッド、お茶類が置いてあります。
布団はセルフで敷くタイプなので少し面倒です。敷ふとんは二重で敷いたので寝心地は良かったです。
利用していませんが、ローチェア&テーブルもあります。
テレビは32インチほどの大きさで新しめ。
部屋にタオル類がありますが、大浴場へ持っていく用の籠があるのが助かります。
半纏も用意されています。
ハンガーも通常利用には十分ですが、スノボでは干すものが多いので足りなかったので半纏のものを活用しました。
湯沸かしポッドと小型の加湿器。
冷蔵庫は大きめで何でも入ります。
洗面器も大きいので、排水機能が悪いなどはありませんでした。
小さめながら下駄箱があります。
トイレはユニットバスでちょっと狭い印象です。大柄な人は困るかもしれません。
黒部観光ホテル館内の様子
黒部観光ホテルはとても大きなホテルで、館内はとても広いです。
フロント正面にあるこのコーナーから浴衣・アメニティを部屋まで持参します。
エントランス奥には広いソファスペース。
絵本など子どもの読み物が置いてありました。
お土産コーナーも併設されています。
自動販売機の価格は良心的です。
チェックイン日の15-17時限定で、ウェルカムコーヒー&肉まんのサービスがありました。
肉まんだけでなく、蒸し饅頭2種類も食べられます。特に書いていないので無制限です。
誰でもいませんでしたが、この空間で食べるスタイルです。想像通りの味でしたが、とても美味しかったです。
3階にあった漫画コーナーの一角。それほど多くはありません。
黒部観光ホテルの夕食・朝食バイキング
夕食は18:00~20:30の間で好きな時間に入場する形で、この時間内であれば制限時間はありませんでした。
よって最大2時間30分食べ放題することができます。
夕食バイキング
夕食バイキングは地元の食材・料理も織り交ぜた70種類以上の豪華バイキングです。
エビが蒸しエビではなく、生エビだったので最高です。
ラム肉入りの麻婆豆腐が癖があって美味しかったです。
くるみ味噌のおやき。
珍しいふぐの一夜干しがありました。
牛乳パンが甘くて美味しい。
りんごの千切りが乗ったナポリタンは意外と美味んです。
最も美味しかったのがこのつけ麺3種類で、自分で麺を茹でてトッピングするんですが、3種類ともお店の味レベルでした。
エビフライ・ポテトフライ・グラタンなど子どもにも人気の料理が並んでいます。
ご飯のお供、ツマミになる料理も多数。
刺し身はお寿司がある分、少し種類が少なめ。
このハンバーグは100%ビーフに嘘偽りはなさそうですが、焼き立てでも固くボソボソしていて正直美味しくありません。
いかの磯辺フライが美味しいです。
フルーツの中ではやはり信州のりんごが美味しかったです。
アイスの種類が異常に多く、全部で12種類以上ありました。
デザートもただの四角いケーキだけでなく、バスクチーズなんかも置いてあります。
期間限定で実施していたカニ食べ放題ですが、会場にいる人はこぞってカニを食べていました。
個人的には直前に宿泊した「大江戸温泉物語 鹿教湯」の食べ放題のカニよりも、ちょっと脚が細身で味がしないかなという印象です。
とはいえ、こちらは最大150分も食べ放題できるので、この値段では文句は言えません。
全体的に食べ放題では珍しい料理ばかりで最大限に満足できました。
お酒の飲み放題はついていませんが、その分料理をお腹いっぱい食べることができました。
この価格帯ではかなり頑張っている方だと思います。
朝食バイキング
朝食バイキングも夕食に負けず豪華な内容で最高でした。
宿泊時は「とろとろ海鮮丼フェア」が開催中で、ねぎとろ・サーモントロなどが食べ放題でした。
温泉卵やとろろもあるので自分で好きなようにアレンジできました。
スクランブルエッグ・ハッシュドポテトなど。
まぐろハンバーグといった珍しい料理も。
ご飯の付け合せも多数ありました。
定番のウインナーにマスタードが用意されているのがポイント高いです。
パンは4種類ありました。パンオショコラが最高に美味しかったです。
地元産のわさびふりかけや納豆などが置いてあります。
朝カレーもしっかり用意されています。
夜はラーメンでしたが、朝はそばが置いてあります。
サラダコーナーは意外と小さめ。
朝はも夕食と同じくアイスもいただけます。ソフトクリームは食べれませんでした。
黒部観光ホテルの温泉
大浴場は1階レストラン横にあります。
日帰り入浴にも対応しているので下記の料金で入浴可能です。
大人(中学生以上) | 900円 |
小人(3~12歳) | 700円 |
朝・夜の男女入れ替え制になっていて、宿泊した時は夜が男性が「石の湯」、女性が「木の湯」でした。
大浴場は内湯2つ、露天風呂1つしかありませんが、浴槽が大きくかなり広めの作りです。
温泉の温度も適温で長くつかれるので、とてもゆっくりできました。
今回はサウナ&水風呂があることは事前にわかっていたため、サウナハット・マット持参のフル装備で楽しみにしていました。
サウナ内には敷きマットが敷かれていないので、自分でタオルや敷きパッド類を持参する必要があります。
ただ、サウナは低温サウナで80度しかなくちょっとぬるすぎました。
さらに「石の湯」側の水風呂になぜか水がたまっておらず、水風呂に入れない始末…
ちなみに「木の湯」側は問題なかったようです…温度は80度だったそうですが。
お風呂自体は最高レベルでよかっただけにこれだけが残念です。
脱衣所にはウォーターサーバーが設置されている点は高評価です。
黒部観光ホテルの予約は「じゃらん」がおすすめ
宿泊するにあたって、公式サイトや旅行予約サイトを徹底的に調べ上げましたが、「じゃらん」での予約が最安でした。
下記はじゃらんと公式サイトで、黒部観光ホテルのスタンダード1泊2食和室8畳の部屋で料金を比較したものになります。
公式サイト | じゃらん |
1室2名で15,600円 | 1室2名で15,480円 |
予約時はじゃらんお得な10日間が開催中ということもあって、割引クーポンが配布されていました。
クーポンを適用することでわずかですが、公式サイトよりも約120円お得に予約できました。
ただ、予約時はキャンペーンで10%分の約1,500円相当のPontaポイントも加算されるため、実際はもっと泊まれたことになります。
タイミング次第ではありますが、公式サイトのベストレートよりもお得になることも多いので、予約する前にしっかりと比較することをおすすめします!
黒部観光ホテルの評判・口コミ
黒部観光ホテルの評判・口コミをまとめてみました。
黒部観光ホテルの詳細情報
楽天トラベル | じゃらん | 平均 |
3.83 | 3.9 | 3.86 |
部屋 | 3.5 | 風呂 | 3.6 | 料理(朝食) | 3.7 |
料理(夕食) | 4.0 | 接客・サービス | 3.8 | 清潔感 | 3.7 |
住所 | 長野県北安曇郡白馬村北城4403-2 |
TEL | 0261-72-5555 |
客室数 | 77室 |
チェックイン・アウト | 15:00 / 10:00 |
大浴場 | あり |
サウナ | なし |
駐車場 | 無料 |
まとめ
ホテル自体はこの価格帯では非常にコスパが良いと感じました。
白馬のメインエリアからは遠いのですが、白馬の中心地に冬に同じ価格帯でこのレベルの宿に泊まるのは無理なので、車を走らせる価値は十分にあると感じました。