筋トレ中は皆さん何かしら水分を摂っているかと思いますが、何を飲んでいますか？
もし、ただの水やスポーツドリンクを飲んでいるという方は「筋肉を付ける」という観点から見ると損をしているかもしれません。
本記事では、筋トレ中の飲み物はEAAが絶対におすすめな理由と共に、摂取タイミングやBCAAとの違いまで解説しているので、筋トレ初心者の方には役立つはずなので、ぜひ最後まで目を通してくださいね！
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ワークアウトドリンクは何でもいいわけではない
運動中に飲むドリンクのことを「ワークアウトドリンク」と呼びます。
汗から排出されるミネラルや、胃に負担がかからず吸収される糖質を補給してくれるドリンクを飲まなければいけません。特に汗をかきやすい夏季には、ワークアウトドリンクは欠かせないものとなるはずです。
引用元：DNS公式サイト
筋トレをしていると水分以外にも様々な栄養素が消費・排出されていくので、それらを効率よく補給する必要があるんです。
よって、ほぼ栄養素を含まない水やお茶を飲んでいるなら、筋トレで消費された栄養素を補給できずに「筋トレをしているのに筋肉がより分解される状態」を作り出してしまっている可能性があるんです。
「カラダを動かしたいから」「健康増進のため」であればこれでも問題ないかもしれませんが、＜筋肉を付ける＞という目的なら、ワークアウトドリンクをしっかりと選ぶ必要がありますよ。
そもそも「EAA」ってなに？
そもそも「EAA」自体を知らないという方のために説明すると、EAAは「Essential Amino Acids」の略で”必須アミノ酸”の意味です。
筋肉を付けるために切っても切れない＜タンパク質＞は複数のアミノ酸が結合して構成されている成分で、体内でタンパク質が分解されて初めてアミノ酸へと変化します。
タンパク質から分解されたアミノ酸は20種類あって、この中に体内で生成できない9種類のアミノ酸が含まれています。
この9種類のアミノ酸がEAA（必須アミノ酸）なんです。
プロテインはタンパク質を補給するものだと広く知られていますが、EAAは体内で分解せずとも直に必須アミノ酸だけを摂取できる商品だと思ってください。
EAAは粉末タイプの商品で、水に適量溶かして飲むのが一般的な摂取方法です！
ワークアウトドリンクにEAAがおすすめな3つの理由
1.吸収スピードがとても早い
EAAを筋トレ中に飲む最大のメリットと言ってもいいのが、吸収スピードがとても早いということです。
先に説明したように、タンパク質は体内でアミノ酸に分解された後に体内に吸収される工程を挟みますが、EAAは直接アミノ酸を摂取するので「分解」という工程を省いています。
つまり、筋肉の材料として最速で作用してくれるということです。
一般的なホエイプロテインは飲んでから1〜2時間ほど吸収されるまで時間がかかりますが、EAAは飲んでから30分ほどで体内に吸収されるので、吸収スピードはプロテインと比べると段違い。
筋トレしている最中から筋肥大が始まっているようなものなので、トレーニング中の筋肉にとってはEAAが最高の食事というわけなんです。
2.筋肉の合成を促進する
筋肉の約80%はタンパク質（アミノ酸）で構成されていますが、筋トレをすることでこの筋肉組織が壊れて超回復することで筋肥大するというメカニズムです。
筋肥大する時の材料がEAA含むアミノ酸で、特に体内で生成できない必須アミノ酸は不足がちになります。
EAAを筋トレ中に飲むことで、即座に筋肥大に必要なアミノ酸を吸収・届けることで筋肉の合成を促進してくれます。
3.筋肉の分解を防いでくれる
朝の起床時など、血中のアミノ酸濃度が低下していると、カラダを動かすエネルギーを得るために筋肉を分解してアミノ酸を取り出そうとしてしまいます。
この状態のことを「カタボリック」と言います。
筋トレ中は、そもそもトレーニング自体にものすごいエネルギーを使うため、このカタボリックの状態になりやすいんです。
EAAを筋トレ中に飲むと、血中アミノ酸濃度を高い状態に保つことでカタボリックを解消し、筋肉の分解を防いでくれるというわけです。
EAAの適切な摂取タイミング
筋トレ中のワークアウトドリンクとして優秀なEAAですが、摂取タイミングにはちょっとした工夫が必要です。
というのも、吸収が早いEAAとは言え、体内に吸収されるまで最短でも約30分ほどの時間を要すため、筋トレを開始する直前に飲み始めても「約30分間のカタボリックな時間」ができてしまいます。
筋トレ開始から万全の状態で始めるために、トレーニングを開始する30分前くらいには少しEAAを飲んでおくことをおすすめします。
そうすれば、ジムに到着してトレーニングを始める頃には血中アミノ酸濃度も高まって筋肉の分解が抑制されている状態からスタートできるので、ロスを最小限にすることができるはずです。
トレ中に飲む分も考えて多少多めに作っておくといいですよ！
筋トレ前・中だけでなく、起床時もカタボリックな状態なので起床後もEAAを飲むタイミングとしては推奨されています。
EAAの摂取量は1日10〜15gが目安
EAAの摂取目安は体重の10000分の1の量（体重60kgなら6g）や5000分の1の量（体重60kgなら12g）が効率が良いという研究結果がありますが、肝臓・腎臓への負担も考えて1日10〜15gほどの摂取を推奨されることが多いです。
バルクアップを考えているなら1日15g、引き締め・維持を考えているなら1日10gなど柔軟に対応してください。
ただし、EAA含むアミノ酸は脂肪のように体内に長時間蓄えておくことができません。
1度に大量に摂取したとしても使い切れないものは消化されてしまい、いずれ枯渇してしまいます。
よって、筋トレ中に1日の摂取量すべてを飲むのではなく、1日で分割して飲むことが推奨されています。
一気飲みには注意が必要！EAAの副作用
EAAを筋トレ中に飲む際にはちょっとした注意が必要です。
というのも、EAAは消化吸収が非常に早いこともあって飲んだ後はすぐに腸管内に運ばれますが、腸内の働きによって余分な水分を体外に出す働きによって、お腹がゆるくなることがあるんです。
ジムでトレーニング中にトイレに行く羽目になるのは最悪なんですが、これを防ぐ方法があるので安心してください。
その方法とは、EAAを一気にゴクゴクと飲まずに1口ずつ複数回に分けて飲むだけです。
お腹がゆるくなる原因は腸内の濃度が一気に高まることに起因するので、少量ずつEAAを飲めば副作用による影響が少ないので、下痢を防げるというわけです。
キツいトレーニングをしたからと言って、EAAをゴクゴク飲むと後悔することになるので、一気飲みは禁物ですよ！
筋トレ中に飲むならどっち？「EAA」と「BCAA」の違い
筋トレ中のワークアウトドリンクとして「BCAA」が推奨されているのもよく聞くんじゃないでしょうか？
「BCAA」は分岐鎖アミノ酸という3種類のアミノ酸のことで、実は「EAA」にはこの3種類のアミノ酸が含まれているんです。
| EAA | BCAA |
| 必須アミノ酸9種類だけで構成されていて、吸収スピードがとても早い | 必須アミノ酸9種類のうち3種類の分岐鎖アミノ酸のみで構成されていて、吸収スピードがとても早い |
つまり、EAAにはBCAAも内包されているので、あえてEAAを飲まずにBCAAを摂取するメリットはほぼないということです。
BCAAのメリットとしては、EAAに比べると価格が多少安いということでしょうか。
2倍も3倍も違うわけではないので、どうせ購入するなら必須アミノ酸9種を全て摂取できるEAAがおすすめですね。
EAAだけじゃダメ！プロテインはいらないわけではない
分解作業も必要なく筋肉に届くなら「EAAだけで良くてプロテインはいらないよね？」と思うのは自然です。
ただ、筋肥大を目指すならプロテインも絶対に必須です。
なぜなら、EAAはあくまで体内で生成できない9種類の必須アミノ酸を即座に補給するためのサプリメントです。
筋合成には他の11種類のアミノ酸も必要とするので、「プロテインはいらない」というわけではないんです。
EAAは筋トレ前や筋トレ中、プロテインは筋トレ後に飲むなど、タイミングを使い分けてどちらも摂取するのが筋肥大への近道です。
マイプロテインの＜Impact EAA＞はコスパ最強でおすすめ
筋トレ中だけでなく、毎日起床時にも飲むことを考えた場合、価格は安ければ安いほど助かりますよね。
【コスパ最強のEAA】としておすすめしたいのが実際に私も毎日飲んでいるマイプロテインの＜Impact EAA＞です。
＜Impact EAA＞は1kgあたり11,890円で販売されていますが、110杯分の容量なので1杯あたり約108円です。
ただ、毎月1回ある「ソロ目の日SALE」では＜Impact EAA＞を69%OFFで購入することができるため、実質1杯33円と超激安になります。
ちなみに、他のメーカーのEAAは1kgあたり7,000〜9,000円ほどするので、ダントツで＜Impact EAA＞はコスパが良いんです。
 Impact EAA |  THE EAA |  ハルクファクター EAA | |
| ロイシン | 3000mg | 2060mg | 1812mg |
| リシン | 920mg | 1492mg | 1261mg |
| イソロイシン | 750 mg | 1022mg | 906mg |
| バリン | 750 mg | 1062mg | 906mg |
| トレオニン | 730 mg | 760mg | 932mg |
| フェニルアラニン | 360 mg | 1276mg | 932mg |
| トリプトファン | 230 mg | 194mg | – |
| メチオニン | 220 mg | 730mg | 296mg |
| ヒスチジン | 200 mg | 500mg | 642mg |
| ベータアラニン | – | – | 1050mg |
これから筋トレ中のワークアウトドリンクとしてEAAを考えている方は、味も抜群に美味しい＜Impact EAA＞がおすすめなので、「ソロ目の日SALE」でお得にGETしてください！
まとめ
本記事ではワークアウトドリンクに絶対EAAがおすすめな理由を解説しましたが、EAAのメリットは伝わりましたでしょうか？
筋トレは効果が出るまで非常に時間がかかりますが、効率を高めることでその時間を少しでも短縮できれば最高ですよね。
今はまだトレ中の飲み物は水やスポドリだという方は、その違いがハッキリとわかると思うので、ぜひEAAを試してみてください！
