楽天カードは年会費無料で発行できるクレジットカードの中でも圧倒的に人気のクレジットカードです。
当記事では、そんな楽天カードの魅力を徹底機手に解説しつつ、メリット・デメリットなどについても深堀りしていきます。
楽天カードの6つの魅力
楽天カードには大きく分けると6つの魅力があります。
- 年会費が完全無料
- 還元率がクレジットカード界でも最高峰に跳ね上がる
- 付帯保険が充実している
- 楽天カード1枚で3役を担える
- スーパーホワイトでも大丈夫!審査に通りやすい
- 専用アプリから簡単にキャンペーンに参加可能
それぞれの魅力について解説していきますよ!
1:年会費が完全無料
まず、年会費が完全無料であるという点です。
年会費が無料のクレジットカードの中には、「年に1度以上の利用」といった条件があるカードがある中で、そういった条件が一切なく、無条件で無料のため保有コストはゼロとなります。
そのため、新規入会キャンペーンで5,000ポイントがほぼ確実に貰えることかから、「サブのクレジットカードとして、とりあえず作っておく」といった方も多いクレジットカードでもあります。
2:還元率がクレジットカード界でも最高峰に跳ね上がる
楽天カードの最大の特徴は、使い方次第で還元率がクレジットカード界でも最高峰に跳ね上がることにあります。
まず、一般的な年会費無料で保有できるクレジットカードの還元率は0.5%程度であることが多いです。
ところが、楽天カードはいつどこで利用しても還元率は倍の1%となります!これだけで、楽天カードを保有する理由になるくらいの大きなメリットです。
さらに、楽天市場で楽天カードを使って決済すれば常に3%還元、”5と0の付く日”に買い物すれば5%還元と、年会費無料とは思えない異次元の還元率を叩き出すんです。
楽天系のサービスをよく使うのであれば、楽天カードで決済することで効率的に楽天ポイントを貯めることができますよ。
3:付帯保険が充実している
楽天カードは、付帯保険も充実しています。
海外旅行保険が初めから付いているのですが、死亡・後遺症が最高2,000万円で、傷害・疾病が最高200万円と設定されています。
年会費無料のクレジットカードの付帯保険は、ほとんどがオマケ程度の付帯になっている中、楽天カードの付帯保険はゴールドカード並の補償内容なんですね。
もちろん、付帯保険の費用も無料のため、海外旅行行く場合などの”保険の足し”と考えるとお得です。当然、携行品に対する保険も付いているので安心です。
ただし、楽天カードの付帯保険を利用するには、自宅から出発空港までの交通費または、海外旅行代金を楽天カードを使って支払いする必要があります。
といっても、楽天カードの公式サイトを見てもらえばわかりますが、電車やバス・タクシーといった公共交通機関のいずれかの支払いでもOKなので難易度は非常に低いですよ。
4:楽天カード1枚で3役を担える
楽天カードは1枚で3役を担えます。
というのも、一般的なクレジットカードは”クレジットの支払い機能”しか有しないものが多いのですが、楽天カードは【クレジット機能】・【ポイントカード機能】・【電子マネー機能】の3つの機能が付いているんですね。
まず、【クレジット機能】はそのままクレジットカードとしての機能ですね。
次に【ポイントカード機能】は、別途ポイントカードを持たなくても、楽天ポイントカード加盟店であるファミリーマートやマクドナルドなどで楽天カードを提示すればポイントカードとしてポイントを貯められます。よって、単純に財布の中がスッキリするわけです。
最後に【電子マネー機能】ですが、楽天Edyと呼ばれる電子マネー機能が付帯しています。楽天Edyは事前にチャージして利用するタイプなので、SUICAと同じイメージですね。
コンビニなどで現金からチャージすることもできますが、楽天カードと紐付けることでオートチャージもできます。
楽天カードからEdyにチャージすることで、チャージする際にもチャージ金額の0.5%のポイントが還元されます。よって、加盟店で楽天Edyで決済することによって、ポイントを二重取りできるというわけです!
これらの機能が全て楽天カード1枚に備わっているため、他のクレジットカードよりお財布を圧迫せず、よりお得に買物ができるというわけです。
5:スーパーホワイトでも大丈夫!審査に通りやすい
楽天カードの魅力として欠かせないのが、カードの審査にかなり通りやすいという点です。
給与所得を得ている正社員のサラリーマンでなくとも、専業主夫婦・学生・派遣社員の方でも、「過去にローンの不払いがあった」といったよほどの問題がなければ、ほぼ審査には通るはずです。
実体験となりますが、スーパーホワイト(これまで1度もクレジットカードを作ったことのない人)の20代の専業主婦でも楽天カードの審査に通りました。
これから初めてクレジットカードを作る方の最初の1枚として、上記で記載してきたスペックからしても楽天カードはオススメの1枚ですね。
6:専用アプリから簡単にキャンペーンに参加可能
楽天カードは提携店舗での還元率アップなどのお得なキャンペーンをよく開催していますが、基本的にこれらのキャンペーンへの参加はエントリー制。
クレジットカードなどのキャンペーンは、公式サイトで告知していても気付かないことも多く機会損失になることも多々あります。
その点、楽天カードは専用アプリからキャンペーン一覧を確認して、ワンタップで簡単にエントリーできるので、キャンペーンの参加忘れを防げます。
支払い予定額や過去の明細といったものまで簡単に確認できるのもメリットです。手軽に支払額の確認ができるということは、使い過ぎを防ぐことができるのと同じなので、使いすぎが心配な方にも便利ですよ。
楽天カード
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楽天カードのデメリットはあるのか?
楽天カードにデメリットはほぼありません。強いて言うならば下記の3つでしょうか。
- 楽天のサービスを使わなければメリットが小さい
- ステータス性が無い
- 国内旅行保険は付帯しない
1つは楽天関連のサービスを使わなければメリットが少ないということ。
楽天カードで貯まるポイントは楽天ポイントなので、基本的に楽天経済圏内で貯めたり使ったりすることになると思います。
どこでも使っても1%還元ですし、すき家やツルハドラッグなどのような実店舗でも利用可能ですが、貯めるときに関して言えば、楽天市場や楽天トラベルといった楽天関連のサービスを利用した方がポイントはガツガツ貯まります。
例えば、楽天市場で楽天カードで支払うことで還元率が常に3倍ですが、”5と0の付く日”には5倍になるキャンペーンが開催されます。
そのため、楽天関連のサービスをあまり利用しないのであれば、楽天カードの持つポテンシャルを最大限に引き出すことは難しいです。
2つ目は、ステータス性が低いということです。
高級感のある見た目であればあるほどステータス性の証ではあるんですが、楽天カードの券面にデカデカと『Rakuten』と記載があるので、楽天有名なゆえ、すぐに楽天カードであることがわかります。
「ステータス性の高いクレジットカードで決済すると店員から一目置かれ、サービスの質が上がる」といったことが」書かれているブログもいくつかありますが、クレジットカードの違いでサービスを変えられるようなことは国内だとまずありません。
そもそも、年会費無料のクレジットカードにステータス性を求めるのは酷ですし、他人のクレジットカードに興味がある人なんてそういないので、正直気にする必要は一切ないデメリットです。
3つ目は国内旅行保険は付帯しないことでしょう。
年会費無料のクレジットカードでも国内と海外のどちらも保険が付くものがある中で、楽天カードにはそれがないのがデメリットです。
また、自分で申し込める楽天カードの中で最高ランクの楽天プレミアムカード(年会費11,000円)では、スーツケースを空港から自宅や職場まで配送できるサービスがあったり最高5,000万円の国内旅行保険があったりするなどかなり充実しています。
国内旅行の際は、別のクレジットカードの付帯保険を利用するか、超短期のレジャー保険を使えば問題ありませんよ。
もし楽天カードの審査に落ちたときの原因と対処法は?
楽天カードの申込資格は1:高校生を除く18歳以上、2:楽天会員であることが条件です。
ただ、クレジットカードを作ろうと考えている方は、この条件はほぼクリアしていると思うので、実質あって無いようなものです。「安定した収入」などの文言も特にないんですね。
ただ、楽天カードは審査があまり難しくないことで有名ですが、審査落ちすることも実際にあります。
楽天カードに限りませんが、審査に落ちる原因のほどんどは下記のいずれかに当てはまっていると考えられます。
- 信用情報に事故があった
- 他のクレジットカードで高額なキャッシングをしている
- 最近クレジットカードを発行した
- クレジットカードを何枚か解約した
まず、1番多い原因が信用情報の事故です。何かしら心当たりがあれば間違いなくこれが原因です。
過去にクレジットカードの支払いが遅れたり、携帯電話の分割払いを滞納したりなどが当てはまりますね。こういった負の情報は個人信用情報機関に届くため、クレジットカードの新規発行もしにくくなります。
クレジットカードや携帯電話の未払いが続くと催促され、さらに何も対処しなければいわゆる「ブラックリスト」入りします。一度支払いが遅れたくらいではまだ新規発行できる可能性がありますが、ブラックリスト対象者はまず不可能(最低でも5年は消えない)だと思ってください。
単純に支払いが遅れたことによる審査落ちの可能性がある場合は、最低でも半年~1年ほど立ってから再度申し込むようにしましょう。
また、他のクレジットカードや消費者金融などでのキャッシングも審査落ちの原因の1つです。
なぜなら、「この人は今お金に困っているから返済されるか心配だ」と思われるからです。、
5万円10万円程度のキャッシングであれば特に気にすることはありませんが、キャッシング残高がある場合はすべて支払い終えてから楽天カードを申請すると通りやすくなるようですね。
以外と忘れがちなのが、他のクレジットカードを直近で発行した場合も作りにくくはなります。目安としては2ヶ月に1枚程度しか発行しづらいことを覚えてきましょう。
カードブランドを変えたいときはどうすればいい?
楽天カードには4つの国際ブランドがありますが、それぞれ券面デザインが異なります。
例えば、MasterCard限定でYOSHIKI(XJAPAN)デザインやヴィッセル神戸デザイン、JCB限定でディズニーデザインがあります。
「今までVISAを使っていたけれどもディズニーデザインにしたいからJCBに変更したい」といったことがあるかもしれれません。
その場合、少々手間ですが一度解約してもう一度申し込みをする必要があります。
そのため、1枚目の楽天カードで支払いの滞納などがあれば新しいデザインに変更することができない可能性もあります。
デザインを変える予定があるにしても無いにしても、支払日に支払いができなければ信用を失うことになるため注意しましょう。
また、解約は電話のみとなります。
まとめ
楽天カードは年会費無料のクレジットカードにしては、使うメリットが多いことが特徴です。
当記事で挙げたデメリットも全員に対してマイナスになるわけではなく、気にならない人にとっては些細なことではあるため、楽天カードのメリットに書いてある項目で魅力に感じたものがあれば、入会キャンペーンで新規発行するだけで楽天ポイントが最低5000ポイント分貰えますし、年会費無料なので発行しておいて損はないはずです。
そこそこ審査の厳しいクレジットカードでは、クレヒス(初めてクレジットカードを作る場合など)が全くないと審査に落とされることもありますが、楽天カードではそのようなことは無いため、初めてのクレジットカードとしても最高の1枚ですよ!